2013年 05月 05日
元生徒さんのコンサートへ・・・♪
Blume音楽教室は休講です♪
今日は、以前指導させて頂いていた生徒さんが、オーディションに合格しステージデビューすると言う事で、聞きに来ました♪
生徒さんから、オーディション合格した事と、
「プロフィールに高橋絵美子先生に師事と載せて宜しいでしょうか?」と連絡を頂きました。
私は、「私の名前を載せるなんて、汚点になる」と拒否したのですが、いざ、プログラムを見てみると、涙…
...
彼が「Blume音楽教室」最後の発表会に出た時、会場で演奏を(普段は袖に居る)聞いた事を思い出しました…
彼の弾くシャコンヌ、堂々と素晴らしく、涙を堪え聞きました。
終了と同時に堪えきれず号泣してしまい、
そのまま、わんわん泣きながら、手作りのブーケをステージまで行って手渡しました。
以前長女に、
「私達と生徒さん、どっちが大切なの?」
と聞かれた事が有ります。
私の答えは、
「あなた達も生徒さん方も、同じ。比べる物ではない、私の大切な子供の様。」と。
彼も、我が子同然。
指導させて頂いている=自分も学ばせて頂いている
週に1度、30分のお付き合いでも、真正面から全力投球、が自分のやり方です。
我が「Blume音楽教室」は、
「叱らない、笑い声のする楽しいLesson」をポリシーとしており、上を目指す方はどんどん他所のお教室へ移って頂きます…
辛く苦しい練習をする日々。
更に厳しいLessonをするなんて、私には出来ない。
コンクール入賞者を生みたい訳ではありませんが、いつまでも私に師事してくださる、その「心」には、感慨深い物が有ります。
自分は今年、バイオリン歴が30年になります。
心臓病で産まれ、母が病気で産んでしまった事に追い目を感じた事でバイオリンを習わされました。
TVも見ず、友達とも遊べず、
生きて行く為に、日々嫌々練習していました。
中学2年の時、母が買って来た譜面を弾いた時、隠れて涙する母を見て、
「音楽は、バイオリンは、人の心を揺り動かす」と知り、この道を進む事を決めました。
そんな、「心」を持ったバイオリン奏者を育てたい。
バイオリンを身近にしたい。
そして自分自身も、彼に負けない様に、日々精進して行きたいと思います。
演奏、号泣しつつ聞きました…
素晴らしかった、本当に、感謝です☆

by blume_violin
| 2013-05-05 00:00
| @演奏会